クレジットカードでお金を借りるより現金化をした方がメリットが多い

クレジットカードでお金を借りる以外にも現金を得る方法が存在します。

それはクレジットカードのショッピング枠残高を現金化するというものです。

ここではクレジットカードでお金を借りることと現金化することの違いと、メリット・デメリットについて解説します。

クレジットカードでお金を借りるためには事前にキャッシング枠の申し込みをしておく必要があります。

しかし、キャッシング枠を設定するとクレジットカード発行の審査が非常に厳しくなるとされています。

これはキャッシング枠を作ることが実質的に消費者金融での借金申し込みと同じであることが原因です。

キャッシング枠というのはクレジットカードの便利機能というよりは、クレジットカードを作るついでに利用者に借金をさせる仕組みであると言えるでしょう。

キャッシング枠を使ってお金を借りたとしても通常の借金と比べた場合のメリットはほとんどありません。

信用情報にはしっかりと借金をしていることが記載されてしまうため、他にローンを組みたい場合などに大きな悪影響が出ることもあります。

それに対してクレジットカード現金化は借金扱いにならないメリットがあります。

また事前に申し込みをしておかないと利用できないキャッシング枠と比べて、現金化はショッピング枠の残高が残っていれば誰にでも利用することができます。

キャッシング枠を使ってクレジットカードでお金を借りると利息が発生します。

ショッピング枠を現金化した場合には利息は発生しませんが、その代わりに換金率による差額が生じる点に注意しましょう。

換金率とは決済した金額に対して実際に現金がいくら振り込まれるのか、現金化の比率を示す数字となります。

たとえば1万円を決済して8千円が振り込まれると換金率は80％となり、クレジットカードの引き落とし時には2千円の出費が発生します。

この2千円の差額が借金における利息に相当すると考えておくと、クレジットカード現金化を行う際に収支計画が立てやすくなります。